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PROFILE

河原 崇
KAWAHARA TAKASHI
取締役執行役員
EIGYO本部本部長
東日本EIGYO部長
開発PJT推進L
経営学科専攻.1997年入社.
明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科修了(MBA)
半導体業界に興味を持ち,サンシン電気へ.
現在は東日本エリアで営業に従事.

MISSION

新たなビジネスで競争優位に立つ.

私の仕事は主に新規事業の創造で,開発プロジェクトの推進リーダーを務めています.

今までで特に思い入れのあるプロジェクトは,1年半前に立ち上げたトランスのプロジェクトです.もともと当社はトランスビジネスを展開していましたが,あるメーカーから事業を継続的に引き継ぐ形でプロジェクトが始まりました.新規顧客に対して行ったことは,製品を単品で販売するだけでなく,周辺の半導体や設計支援なども含めた包括的なサポートです.これにより,顧客がトランスを導入する際の負担を軽減し,付加価値のある提案を可能としました.

また,新規事業を推進するには,会社の規模や予算に合った事業モデルを構築することが重要と考えています.新規参入の意欲だけでなく,投資の早期回収と,長期にわたり継続できるビジネスを確立することを心がけています.そのための課題のひとつに「人材の確保と配置」があります.生産規模の拡大に対応するため,品質管理やプロジェクト管理の専門知識を持った人材の迅速な確保と,適切な配置を重要視しています.

資源を有効活用してビジネスチャンスを掴み,新規事業の創造でさらなる競争優位を築いていくことが私のミッションです.

GOAL

事業の3本柱で,基盤の強化を.

私はサンシン電気に入社して約30年になりますが,入社当初から会社の事業基盤を強化し,持続的な成長を目指してきました.以前は売上が特定の取扱メーカーに依存していたため,事業の柱を少なくとも3本持つ必要性を強く感じていました.この3本の柱は,商社としてのビジネス,メーカーとしてのサンシンブランドの販売,そして新規事業の創出です.これらを組み合わせることで,サンシン電気が安定して成長できると考えています.

サンシンブランドの事業では,トランス,半導体,電源などが主要な柱となっており,従来の製品と組み合わせて新たな価値を生み出しています.特に,レガシー半導体に関連するプロジェクトは大きな柱の一つです.これらの事業の成功にはお客様との信頼関係が不可欠で,取引先や仕入れ先,同業他社との盤石な関係を築くことが重要です.新しい事業を創出するために,多くの情報やアイデア,そして人とのつながりを大切にし,ビジネスチャンスのヒントをいち早く察知していくことを大事にしています.

最終的なゴールは,サンシンブランドを国内外で広く認知される存在にすることです.この目標に向けて,会社も新規事業の創出に積極的に取り組む姿勢を持っており,私もその一翼を担いたいと考えています.