営業を「EIGYO」と呼ぶワケ
営業から「EIGYO」へ──サンシン電気の新しい挑戦
みなさん、「営業」という言葉にどんなイメージをお持ちでしょうか?「売り込み」や「提案営業」という言葉を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、サンシン電気では、従来の営業を一歩先へ進化させた新しい形、「EIGYO」を掲げています。
「EIGYO」とは、ただ商品やサービスを提案するだけの活動ではありません。お客様が抱える課題を深く理解し、その解決策を見つけ、新たな価値を生み出すための取り組みを意味しています。これにより、私たちは真のお客様満足を追求し、共に未来を築いていきたいと考えています。
サンシン電気のEIGYO──3つの柱で支える活動
私たちのEIGYOは、大きく3つの活動に分かれています。それぞれが重要な役割を担い、お客様の期待に応えるために連携しています。
1.Sales(セールス)
これがEIGYOの基本です。従来型の売り込みや拡販活動を着実に実施し、お客様との信頼を築きます。
2.Marketing(マーケティング)
製品やサービスの組み合わせを考え、お客様に最適な提案を行う戦略的なアプローチです。
3.FAE(フィールド・アプリケーション・エンジニアリング)
お客様の課題や要望を技術的な視点で深く分析し、新たな価値や解決策を生み出すEIGYOの応用形態です。
EIGYOプログラムを構成する仕組み──MPT-Lモデル
MPT-Lモデルは、3つの「ツリー」によって構成されています。それぞれが独自の役割を果たしながら連携し、EIGYOの活動を支えています。
1.M-F-Tツリー(市場・技術・マッチングツリー)
市場のニーズと当社の技術を結びつける「センサー」の役割を担います。これにより、お客様の課題を的確に捉え、最適な解決策を提案するための土台が構築されます。
2.BOMツリー(EIGYO機能業務ツリー)
EIGYO活動に必要な機能や業務プロセスを明確化します。これにより、個々の活動が体系的に整理され、効率的な業務遂行が可能になります。
3.PMDツリー(技術・技能基盤ツリー)
PMDツリーは、M-F-TツリーとBOMツリーを実現するための技術や技能を基盤として支えます。これにより、具体的な課題解決や価値創造を可能にする技術的裏付けが整備され、EIGYO活動の実行力を高めています。
これら3つのツリーが連携することで、EIGYOの根幹となるMPT-Lモデルが形成されます。これにより、お客様の課題解決や新たな価値創造を強力にサポートする仕組みが整っています。
お客様と共に未来を創るEIGYO
市場がマス型から少量多品種型へと変化する中、私たちは「お客様に本当に役立つ価値をどのように提供できるか」を追求しています。FAEの取り組みを通じてお客様の困りごとを解決し、さらに潜在的なニーズにも応える。これが私たちの使命であり、日々情熱をもって取り組んでいます。
「電子部品や電気回路の課題なら、まずはサンシン電気に相談してみよう」。そんな風に思っていただける存在でありたいと願っています。
未来への挑戦を共に──サンシン電気のEIGYO
私たちのEIGYOは、単なる営業活動にとどまりません。お客様と共に未来を創り、新しい価値を生み出していくこと。それが私たちの目指す道です。「EIGYO」という言葉に込めた思いを胸に、これからも挑戦を続けていきます。
サンシン電気㈱ EIGYOプログラム MPT-Lモデルより抜粋